暗号資産市場にパニックが迫る ケビン・オリアリー氏が警告

カナダの実業家でテレビ番組司会者のケビン・オリアリー(Kevin O’Leary)氏が、YouTubeチャンネルMeet Kevinのインタビューで「暗号資産市場は底が見えたとは思えない。大きな悪材料が出るだろう」と警告した。

カナダの実業家でテレビ番組司会者のケビン・オリアリー(Kevin O’Leary)氏が、YouTubeチャンネルMeet Kevinのインタビューで「暗号資産市場は底が見えたとは思えない。大きな悪材料が出るだろう」と警告した。

「ビットコインはどこまで下落するか?」という質問に対して、オリアリー氏は「底値がどこかを知るのは不可能だ。振り返してみると、私が何十年も投資してきた債券、株式、不動産、オルタナティブ資産など他の分野でも、底値を付けたパニック的なイベントがあった。暗号資産業界では、それはまだ先にある。市場は半値近く暴落したが、まだ底に向かう途中だと思う」と回答した。

さらに、「先週、連邦破産法第11条の適用を申請した暗号資産レンディング企業ボイジャー・デジタル(Voyager Digital)の問題は小さ過ぎる」と続けた。

「私は大きな悪材料が好きだ。投げ売り、パニック売りになれば、絶好の買いタイミングだ」と語った。

オリアリー氏は「業界全体にとって、悪材料は間違いなくプラスに働く。なぜなら、悪いビジネスモデル、高レバレッジ、ハイリスクの投機がすべて淘汰されるからだ」とインタビューを締めくくった。

オリアリー氏は、もし規制当局が暗号資産を受け入れたなら、機関投資家が何兆ドルもの資金を暗号資産に投資するだろうと予測している。暗号資産市場が売り圧力に直面する中、彼は長期保有の姿勢を強調し、中には弱気相場でうまくいかないプロジェクトがあることも十分理解していると話した。

6月、暗号通貨取引所ApifinyのCEOのハオハン・シュー(Haohan Xu)氏も「弱気センチメントと流動性から見て、まだ底ではない可能性が高い」と同様の考えを示した。

今後長期的に成長するため、悪材料は「業界にとってある程度良いことだ」と考える暗号通貨関係者や投資家が増えている。

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