エンパイアズX社のヘッドトレーダーが暗号通貨ポンジスキームの罪を認める

米国司法省(The U.S. Department of Justice :DOJ)は9月8日、「暗号通貨取引プラットフォームのエンパイアズX (EmpiresX)社でポンジスキーム詐欺を行っていたジョシュア・デビッド・ニコラス(Joshua David Nicholas)氏がヘッドトレーダーだったことを認めた」と発表した。

ニコラス容疑者は、リターンの保証、AIと人間の知性を組み合わせた利益を最大化する取引ボットを使った運用など、虚偽の説明をして投資家から1億ドルを集めた。彼は投資家の資金を個人的に流用したことを認めた。

エンパイアズX社の創設者とヘッドトレーダーは、1 日あたり最大 1% のリターンを約束し、投資家を勧誘した。しかし、実際には新しい投資家の資金を既存の投資家の配当に充てる自転車操業状態だった。

米国証券取引委員会(The U.S. Securities and Exchange Commission:SEC)は6月、ニコラス容疑者とエンパイアズX社の創設者エマーソン・ピレス(Emerson Pires)氏とフラビオ・ゴンカルベス(Flavio Goncalves)氏とともに、1933年証券法および1934年証券取引法の登録および詐欺防止規定の違反として、3人を「電信詐欺の共謀罪と証券詐欺の共謀罪」で起訴した。また、エンパイアズX社を「国際マネーロンダリングの共謀」で起訴した。

「エンパイアズX社は投資案件をSECに登録していない」、「取引ボットは偽物で、ニコラス容疑者は取引で大きな損失を出していた。また、投資家の資金の多くは、ランボルギーニのリース、ティファニーでの買い物、セカンドハウスの支払いなどに使われ、エンパイアズX社の証券口座に入金されたのは一部のみであった」とSECは説明した。

ニコラス容疑者は証券詐欺共謀罪を認め、最高で5年の禁固刑に処される。エンパイアズX社の創設者は最大 45 年の懲役に処される。

エンパイアズX社は2021年9月に日本にも一時上陸していた。アフィリエイト制で、20階層までの紹介報酬を謳っていた。しかし、日本での大きな被害報告は今のところ確認できてない。

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