ブルームバーグ・インテリジェンスのコモディティアナリストのマイク・マッグローン(Mike McGlone)氏は、『Dumps Can Be Enduring』というレポートで、コモディティと暗号通貨の動きを予測した。
マッグローン氏は、「金は1999年の相場のように底を付いた後、上昇する可能性がある。ビットコイン(BitCoin:BTC)とイーサリアム(Ethereum:ETH)に関しては、経済の潮目が変われば、他のどんな主要資産よりも高いパフォーマンスを発揮する」と述べた。
連邦準備制度は物価上昇を食い止めるため、デフレを起こして継続させようとしている。デフレの長期化は金にとって有利である。
現在、金、ビットコイン、イーサリアムは底を形成し、経済が好転すれば、3つとも上昇する可能性が高い。
金は史上最高値(2,070ドル)から下落しているものの、記事作成時点、ゴールドの価格が、1,700ドルのレンジを上回っている。金は現在1999年の市場に似ており底を形成している。
当時、金の価格は1トロイオンス当たり名目250米ドルで、その後1オンス250ドルを下回ることはなかった。これと似た動きが再び起こる可能性がある。
連邦準備制度理事会(The Federal Reserve Board:FRB)はインフレと資産価格の上昇に抑えるため積極的な引き締め政策を取って、他の国々もこれに追随しているが、日米の金利差でドル円を押し上げており、これは20年前と同じ動きに見える。「金価格は20年前に始まった強気相場が再び始まるための準備を整えつつある」とレポートで述べた。
マッグローン氏はさらに、「非ドルベースの金の上昇はFRBの利上げ路線を崩す可能性を示している。もしFRBが金融引き締め政策を止めることがあれば、金相場の巻き返しのきっかけになる」と推測し、「金の底打ちの引き金はFRBの利上げの緩和である」と主張している。
そして、「10月の金属の見通しについて、経済の流れが変わるとき、ビットコイン、イーサリアム、ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト・インデックス(Bloomberg Galaxy Crypto Index:BGCI)がほとんどの主要資産のパフォーマンスを上回る可能性がある。利上げはビットコインとイーサリアムの2つの暗号資産にとって強い逆風になる可能性がある。
しかし、金や米国債のようなリスクオフ資産に変わる可能性があるため、下半期には上昇するかもしれない」とレポートで強調した。
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