暗号通貨取引所フリーウェイ(Freeway)が10月23日、突然出金を停止した。これにより、ネイティブトークンのフリーウェイ・トークン(Freeway Token:FWT)は74%暴落した。さらに、同社のウェブサイトに掲載されていた役員の名前と写真も削除されていた。

フリーウェイは出金停止の理由を為替市場と暗号通貨市場のボラティリティと説明した。
出金停止の通知内容は次の通りである。
「皆様もご存知の通り、最近の外国為替と暗号通貨市場はかつてないほどの変動が続いています。
弊社はフリーウェイ・エコシステムの長期的な持続可能性と収益性を確保し、将来の市場のボラティリティに対するエクスポージャーを管理するため、資産ベースを多様化することを決定しました。これにより、弊社は最高レベルのスーパーチャージャー・シミュレーションの報酬を維持できます。
この間、弊社は基礎となるポートフォリオに資本を配分するため、新しい戦略が実施されるまで、一時的にスーパーチャージャー・シミュレーションの買い戻しは行いません。
スーパーチャージャー・シミュレーションの一部買い戻しの再開準備が整い次第、またスーパーチャージャー・シミュレーションの全額買い戻しやプラットフォームでのフリーウェイ・トークン(FWT)の預け入れや買い付けを再開できる時点で改めてお知らせします。
完了するまで、これ以上のコメントはできません。
近いうちに、新たなお知らせができることを楽しみにしています」
スーパーチャージャーシ・ミュレーションはステーキングのリターンが最大43%という驚異の利回りを提供するサービスである。しかし、その仕組みは不明であった。また、金(ゴールド)をステーキングすることでもリターンを得られるが、その仕組みも不明である。
フリーウェイのウェブサイトによると、およそ1億6000万ドルの価値を処理したというが、検証できない。
フリーウェイの創設者の一人、グラハム・ドガート(Graham Doggart)氏は同社のYouTubeチャンネルで、「我々は人々のために利益と報酬を作り出すシステムを構築し、人々に利益と報酬を見せたい」と繰り返し話していたが、その仕組みは一度も説明したことがない。
暗号通貨ウォッチャーのFatManTerraが10月23日、「フリーウェイはねずみ講であり、数ヶ月後には崩壊するだろう」とツイートした直後、フリーウェイは出金を停止し、通知を出した。
暗号通貨のねずみ講については、こちらの記事に詳しく書いたので、合わせて読んでほしい。
フリーウェイのスーパーチャージャーシ・ミュレーションにはねずみ講の特徴である「ハイプ(HYIP)案件」、「難しい概念」が当てはまる。

今回紹介した フリーウェイに対する、世界中の暗号通貨取引所、プロジェクト、トークンの安全性と信頼性を評価するWikiBitの評価は次の通りである。

出金トラブルや現地調査の実態など、詳しい情報は下記のURLにアクセスして確認してほしい。
Freeway:
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