大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)は10月20日に、キプロスの証券規制当局である証券取引委員会(the Cyprus Securities and Exchange Commission:CYSEC)への登録が完了し、同地域で暗号資産関連サービスが提供できるようになったと発表した。
キプロスの現地法人Binance Cyprus Limitedは暗号資産サービスプロバイダー(Crypto Asset Services Provider:CASP)としてクラス3登録を受けた。CYSECの承認を受けたことで、バイナンスはCYSECのマネーロンダリングおよびテロ資金対策(AML/CTF)要件に従ってスポット、カストディアン、ステーキング、カードサービスを提供する。
バイナンスはこれをヨーロッパでの規制の取り組みにおける1つのマイルストーンと考え、今後はフランス、イタリア、スペインのバイナンス現地法人も登録を進めていくとプレスリリースで発表した。
キプロスでの登録について、バイナンスの創設者兼CEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏は、「バイナンスは、業界で最も徹底したAML/CTFのコンプライアンスポリシーを持っています。キプロスでの登録は弊社のコンプライアンスに対する取り組みが認められた証拠です」と語った。
ジャオ氏はまた、「ユーザーを保護し、イノベーションを刺激する効果的な規制が暗号業界の更なる成長に不可欠です」と述べた。
バイナンスのヨーロッパ副社長Martin Bruncko氏は、「今回の登録は弊社のヨーロッパにおける重要なステップであり、この地域に対するコミットメントの表れです」と説明し、さらに「バイナンスはキプロスの現地チームを組織し、現地の暗号通貨エコシステムの開発を支援するのを楽しみにしています」と付け加えた。
WikiBitでのバイナンスの評価
今回紹介したBinanceに対する、世界中の暗号通貨取引所、プロジェクト、トークンの安全性と信頼性を評価するWikiBitの評価は次の通りである。

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