米国ニュースメディアのニューヨーク・ポスト(The New York Post)の報道によると、FTXの高利回り口座を宣伝したという詐欺の疑いで、スポーツ選手や俳優らが集団訴訟を起こされた。
集団訴訟された有名人は以下である。
- ゴールデンステート・ウォリアーズ(Golden State Warriors)(NBAチーム)
- トム・ブレイディ(Tom Brady)(アメリカンフットボール選手)
- ウィリアム・トレバー・ローレンス(William Trevor Lawrence)(アメリカンフットボール選手)
- デビッド・オルティーズ(David Ortiz)(元プロ野球選手)
- スティーブン・カリー(Stephen Curry)(プロバスケットボール選手)
- ウドニス・ハスレム(Udonis Haslem)(プロバスケットボール選手)
- シャキール・オニール(Shaquille O’Neal)(プロバスケットボール選手)
- ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)(ファッションモデル)
- ラリー・デヴィッド( Larry David、本名ローレンス・ジーン・デヴィッド(Lawrence Gene David))(俳優、コメディアン、脚本家、プロデューサー、映画監督)
- ケビン・オリアリー(Kevin O’Leary)(カナダの実業家)
- 大坂なおみ(プロテニス選手)
- 大谷翔平(プロ野球選手)
訴訟主張
集団訴訟は11月15日、弁護士アダム・モスコウィッツ(Adam Moskowitz)氏とデヴィッド・ボイズ(David Boies) が提起した。2人は「 FTXと元CEOサム・バンクマン=フリード(Sam Bankman-Fried、通称SBF)氏の未登録証券を宣伝し、FTXの高利回り口座サービスの販売ための詐欺行為に加担した」と主張している。
訴状には、「FTXの事業計画にはスポーツ選手や俳優などの有名人の起用が含まれており、計画を推進するするため、何十億ドルも注ぎ込んだ」、「FTXは最終的にはねずみ講であり、FTXが保有するあらゆる暗号通貨資産は安全であり未登録証券ではないという誤ったイメージを投資家に持たせた」と書かれている。
さらに、「 FTXの流動性危機の破綻により、米国の投資家は110億ドルの損害を被った」と主張する。
FTX破綻による影響
FTXはスポーツの方面で多くのパートナー契約を結んでいた。FTXの破綻を受け、各スポーツチームと有名人の対応に追われている。NBAのマイアミ・ヒート(Miami Heat)はFTXとの関係解消を決定し、アリーナの名称を変更する予定である。メルセデス(Mercedes)はF1マシンからFTXのロゴを削除すると発表した。
FTXのCMに出演し同社の株主であったブレイディ氏とブンチェン氏は、先週、破産保護を申請することを余儀なくされた。
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