米・デラウエア州の破産裁判は、FTXの総資産約50億ドルを特定・回収したことを発表した。発表によると、FTXの資産には現金、暗号通貨、非流動証券があった。そのうち、FTX.comに関連する負債の総額は16億ドルに上る。ホットウォレットとビットゴー(BitGo)のカストディにある約19億ドルの暗号資産がアラメダ・リサーチ(Alameda Research)のものであった。
また、ハッキングされた9,000万ドルは、ビットゴーのカストディアン口座と紐づけされたFTX USの口座から回収できた。
この9000万ドルは「 SBF氏のインサイダーによるハッキングではないか?」とツイッター上では囁かれているが、SBF氏は否定している。
FTXが保有する暗号資産のうち、保有量が最も多い非流動性トークンはセラム(SRM)の19億ドルであった。
次に多いのはソラナ(SOL)/イーサリアム(ETH)の5.6億ドル、次いでマップス(MAPS)の5.2億万ドルだった。
FTXはこれらプロジェクトの総マーケットキャップの15%を保有していた。
これらの非流動性トークンをオフロードすれば、市場価値に深刻な影響を与えることになる。
他には、バハマの高級ペントハウスや別荘など36の不動産2億5300万ドル、政治献金9,300万ドル、インサイダーローン20億ドル、ボイジャーデジタル(Voyager Digtal)への融資4億4600万ドル、Modulo Capitalへの投資4億ドルがあった。なお、回収された資産にロビンフット(Robinhood)の株式5500万株入っているかは明らかにされていない。
FTXの暫定CEOジョン・J・レイ3世(John J.Ray Ⅲ)氏は、「少なくとも80億ドルの顧客資産が行方不明になっている」とコメントした。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiBitアプリはこちらから

WikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。
また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。
コメント