米下院金融サービス委員会ブレイン・ルートケマイヤー(Blaine Luetkemeyer)下院議員は、シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行など大手銀行の破綻を受けて、政府が米国内のすべての銀行預金に一時的に保険をかけるべきだと提案した。

預金保護の拡大がシステムに信頼を与える。そうしなければ、中小銀行の預金が流出し、預金が JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)などの大きすぎて潰せない銀行に流れることになる。



この事態を収束させ、人々が冷静にならない限り、不安は銀行システム全体に伝染する可能性がある。
同議員は、「金利の問題が解決し、銀行が健全な状態に戻るまでの6~12カ月間、政府は米国のすべての銀行のすべての預金を保護すべきだ」と述べた後、「この保証はもしくは30~60日間実施する」と修正した。
ルートケマイヤー議員の発言の背景には、シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破綻による経済へのダメージを防ぐためにバイデン政権と規制当局が採った連邦預金保険公社(FDIC)の預金保険の限度額25万ドルを超える分もカバーするという措置がある。
また、大手金融顧問会社ラザード(Lazard)CEOピーター・オルザグ(Peter Orszag)は3月17日のCNBCとのインタビューで、「地方銀行は無保険預金に頼ったビジネスモデルである。政府は当面の間は無保険預金についても同様に保護することを明確にする必要がある。そうすれば、銀行は預金者のお金でリスクを取ることができ、規制も強化される」と語った一方で、「預金が大手銀行に集中する流れは続くだろう」と指摘した。
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