破綻したFTXが再開か?FTTが2倍以上に急騰!

2022年11月に破綻した暗号通貨取引所FTXが再開する可能性がある。4月12日、米デラウェア州破産裁判所で開催された公聴会で、FTXの弁護士が「FTXは73億ドル(約9700億円)の資産を回収し、再出発を検討している」と報告した。

米国の多国籍法律事務所サリバン&クロムウェル(Sullivan & Cromwell)のアンディ・ディートデリヒ(Andy Dietderich)氏は、「FTXの再出発に関して様々な意見が審議されている」、「税制上の影響と長期的な選択肢を調査している」、「再建チームは73億ドルの流動資産を発見し、CEOジョン・J・レイ3世(John J. Ray III)とそのチームは43ページの中間報告書を発表した」と述べた。

報告書では、「一部の従業員が法定通貨と暗号資産の送金を指示し、従業員に対する無制限の人事権を持ち、その権限の行使を方チェックする有効な監督や管理機能がなかった」と管理上の失敗について説明がなされた。さらに、「暗号通貨を保護するための基本的なセキュリティ管理を実施していなかった」と指摘した。

FTX再開の話は今年1月のウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)のインタビューでレイ氏が、「破綻したFTXを再開する可能性を模索している」と語り、その時に初めて出た。今回、ディートデリヒ氏は「現在、関係者と交渉中で、2024年第2四半期中に再開が決定する可能性がある」と述べた。

再開するにあたり、その資金について、ディートデリヒ氏は「第三者からの投資を募るのか、回収した分の一部を利用するかを考えいる」と語った。

なお、FTXに凍結されている顧客資産の扱われ方については説明がなかった。そんな状況の中、FTX Japanの顧客のみが資金の引き出しができている状態である(2月21日より日本円の出金と仮想通貨の出庫サービスを再開)。これについてディートデリヒ氏は、「日本における仮想通貨規制が堅牢なため」と説明した。

FTX再開可能性のニュースを受け、FTT(FTXトークン)は1.3ドルから2.8ドルまで2倍以上に急騰した。なお、FTTは昨年にメインのデプロイヤアドレスから大量に不正流出があった。また、FTTは破綻したFTXが保有しているものの、上位10ウォレットが全体の94.19%を保有するなど、一極集中している。

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