米証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission:SEC)は暗号通貨取引所コインベース(Coinbase)を提訴する前にコインベースに対して、ビットコイン以外の暗号通貨の上場を廃止するよう要請していたことをフィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が7月31日に報じた。
SECは当時コインベースCEOブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏に対して、「ビットコイン以外の暗号通貨すべて証券だ」と主張したという。それに対してアームストロング氏は、「なぜ、そのような結論に至ったのか?」と説明を求めたところ、SECは、「説明する必要はない。ビットコイン以外のすべての暗号通貨の上場を廃止する必要がある」と答えたという。
アームストロング氏は、「あの時点では、選択の余地はなかった。ビットコイン以外のすべての暗号通貨を上場廃止にすることは法律で定められているわけではないが、実質的に米国における暗号通貨産業の終焉を意味するものだった」とフィナンシャル・タイムズに語った。
一方、SECは、「執行部門が暗号通貨の上場廃止を企業に正式に要請することはない」と述べた。また、「調査中、証券法に違反する可能性のある行為に対して、スタッフが独自の見解を示すことはある」と述べた。
なお、コインベースの広報担当者はフィナンシャル・タイムズの記事に対して、「SECとの会話に関する重要な文脈が省略されている」と述べた。そして、「フィナンシャル・タイムズの記事で語られた見解は当時の一部のSECスタッフの見解であったかもしれないが、SECの見解を代表するものではない」、「我々はSECと協議を続けているが、透明で公正なルール作りと議会の行動が米国の暗号通貨ユーザーと暗号通貨企業にとって最善の道であると信じている」と語った。
SEC VS コインベースの訴訟については、こちらの記事で解説している。


世界中の暗号通貨、トークン、プロジェクトの安全性と信頼性を評価するWikiBitでは、コインベースのスコアは9.49である。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiBitアプリはこちらから

WikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。
また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。
コメント