大手決済代行サービス会社ペイパル(PayPal)はステーブルコインのペイパルUSD(PayPal USD:PYUSD)のローンチを8月7日に発表した。発表から 24 時間で2690万PYUSDが発行された。

さらに、暗号通貨の売買などができるプラットフォーム暗号通貨ハブ(Cryptocurrencies Hub)のローンチを発表した。

PYUSDローンチの発表日、米下院金融サービス委員会(House Financial Services Committee)委員長パトリック・マクヘンリー(Patrick McHenry)氏は、「ステーブルコインが明確な規制の枠組みの下で発行されれば、21世紀の決済システムの柱として有望であるということを明確に示す」と述べた。また、「我々は現在、米国がデジタル資産革新の最前線に立ち続けるための岐路に立っている。米国議会は、米国が将来の金融システムをリードすることを確実にするための法案について、超党派で重要な進展を見せている」と述べた。

ペイパルが最近発表した2023年第2四半期報告書によると、決済総額は3765億米ドル、取引額は61億件、過去12ヶ月間のアクティブアカウント数は4億3100万件に達し、200以上の国と地域にサービスを提供している。
主要ステーブルコインの市場価値(数百億米ドル)と比べると、ペイパルの規模は小さいが、報告書によると、10%の取引にPYUSDが利用されれば、市場規模は100億米ドル近くになる可能性があり、そうすればステーブルコイン市場のシェア上位に入ることができる。
市場規模の観点から見ると、ペイパルのプラットフォームを利用することで、PYUSDは短期間で主要ステーブルコインの仲間入りを果たす可能性が高い。
グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications:GSM)によると、2022年、全世界でのモバイル決済取引額は1日あたり35億ドルに達し、世界中で16億人がモバイル決済アカウントを持ち、前年比13%増となった。
金融業界のトレンドがデジタル化なら、世界中のユーザーが便利なモバイル決済を利用できるかが次の大きな課題となる。ペイパルのような大手決済会社はこの大きな市場を狙っている。
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