決済サービスを運営する英国のフィンテック企業チェックアウト・ドット・コム(Checkout.com)が大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)との提携を終了と、フォーブス(Forbes)は8月18日に報じた。フォーブスによると、チェックアウト・ドット・コムは、関連法域における規制当局の行動と命令の報告を理由に、バイナンスとの関係を解消したという。


バイナンスはまた、米国だけではなく、オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities Investments Commission:ASIC)によるバイナンス・オーストラリア(Binance Australia)のオフィスへの家宅捜索、フランス規制当局による調査など、世界中の規制当局からのプレッシャーにさらされている。
チェックアウト・ドット・コムとの提携終了のニュースは、バイナンスが企業向けに暗号通貨の売買を容易にするために提供していたサービスであるバイナンス・コネクト(Binance Connect)を終了した直後のことだった。同サービスはチェックアウト・ドット・コムと共同で運営されていたため、サービスの終了はチェックアウト・ドット・コムとの提携終了の影響を受けたと思われる。
関係者によると、バイナンスはチェックアウト・ドット・コムにとって大きな顧客であり、2021年の1ヶ月間でバイナンスとチェックアウト・ドット・コムとの取引は20億ドル相当だったという。また、この数ヶ月間でチェックアウト・ドット・コムは3~4億ドルのバイナンスの取引を処理してきた。なお、チェックアウト・ドット・コムは、「この取引額は水増しされた不正確なもの」だと述べている
バイナンスはチェックアウト・ドット・コムの契約解除の根拠には同意できず、法的措置を検討しているという。バイナンスの広報担当者は、「我々は業界をリードするコンプライアンス・プログラムを構築するために長期間努力している。これからも規制当局やパートナーとの信頼関係をより強固なものにしていきたい」と述べた。さらに、「チェックアウト・ドット・コムの撤退が弊社のサービスに影響を与えることはない」と付け加えた。
世界中の暗号通貨、トークン、プロジェクトの安全性と信頼性を評価するWikiBitでは、バイナンスのスコアは9.29である。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiBitアプリはこちらから

WikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。
また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。
コメント