暗号通貨クジラがフィッシング詐欺の被害に…個人では過去最大の被害額

暗号通貨クジラがフィッシング詐欺に遭ってステーキングしていたイーサリアム2400万ドル相当を騙し取られたことがオンチェーンデータによって明らかになった。

この暗号通貨クジラが騙し取られたのはロケットプール(Rocket Pool)のイーサリアム4,851 rETH(850万ドル相当)とリドファイナンス(Lido Finance)にステーキングされたイーサリアム9,579 stETH(1,560万ドル相当)の合計2,430万ドル相当である。

なお、この被害額は個人での暗号通貨のフィッシング詐欺の被害としては過去最大であるという。

複数のブロックチェーンセキュリティ企業は、詐欺師が使用したウォレットアドレスがいくつかの暗号通貨フィッシングサイトと関連していることから、この攻撃が綿密に計画されたフィッシング詐欺の可能性があると指摘している。

セキュリティ会社Beosinアナリストによると、イーサリアムはトランスファーフローム(transferFrom)が利用されたという。オンチェーンデータによって、フィッシングサイトでやり取りがあった後、詐欺師がtransferFromを実行するために必要な承認を与えたようである。

Web3セキュリティ会社Scam Snifferによると、被害に遭ったクジラはincreaseAllowance という名のスマートコントラクトを誤って承認したという。

ブロックチェーン分析企業ペックシールド(PeckShield)によると、詐欺師は盗み出したイーサリアムの一部を分散型取引所Fixed Floatに移し、残りは別の3つのアドレスに保管しているという。

ブロックチェーンセキュリティ企業ブロックセック(BlockSec)アナリストJingyi Guo氏は、「被害者は2つの別々の取引で、詐欺師にrETHとstETHのトークンの承認を行った」とこれまでの説明を補足するに語った。さらに、「承認はフィッシングサイトにアクセスした後に行われた可能性が高い」と付け加えた。

ハッキングや詐欺は増加傾向にある。こちらの記事では個人をターゲットにしたハッキングの手口、対策、対処法を紹介しているので、被害に遭わないためにも、ぜひ読んでほしい。

また、以下の記事では暗号通貨の代表的な詐欺を紹介し、その対策や対処法を詳しく解説しているので、騙されないよう、合わせて読んでほしい。

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